裏地にキセを
先月投稿のプレタコート120には真面目にキセをつけました。
PatternLabelさんの手順説明書はそれに関して丁寧な説明があり、
裏地用の型紙も用意されてました。
しかし去年つくったボアパーカーには裏のゆとりに関しては特に説明なし。基本だから?
通信のスカートを作った後だったのでキセの知識はあったものの
「キセは保険みたいなもので、無くてもなんとかなるのでは?
あれは都市伝説では?」
と、手間を遠ざけようとこれまたおバカな事を考えてキセを華麗にスルーしました。
裏布袖下の縫い代ゆとり分も考え無し。
フード下も後ろ首筋があたる所がキュプラのままで肌寒そう。
そんな事をして出来た上着を男児が着倒すとどうなるか?
てへっ。
袖下は見事に裂け、
外出先で脱ぐことが出来ない
恥ずかしい上着と化しました。
袖下拡大画像ポンッ。
前後身頃縫い合わせ部分など
キセをかけずに
縫い合わせた箇所は
ミシン糸がミチミチと引っ張られ
ブラックジャック氏の頬の
縫合跡のようです。
恥ずかしいのでとりあえず
応急処置的に蓋をしました。
フード裏と同じギンガムニット。
見えないところにおしゃれを♪
…… ○| ̄|_
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私は通信教育で覚えた初心者向けなキセのかけ方をしています。
1. 表地と同様の縫い合わせ位置を粗縫い。
2. 数ミリ外側に本縫い。
3. 片倒しにしてアイロン。
4. 他のパーツと縫い合わせたら粗縫いをほどく。
粗縫いの針跡が残りますが普段見えるところではないし
急がば回れで扱いが楽なので当分この方法で縫うと思います。
右はプレタコートのキセ。
背中心なので深めにとっています。
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裏地袖下ゆとりは下の本によると(1枚袖の場合)表袖下縫い代の3倍分つけ、
星止めするそうです。
[ 参考 ]
「やさしい接着芯と裏布の使い方」
レディブティックシリーズNo.2532 (ブティック社) P59
2009.11.16 | コメント(4) | CATEGORY:ほび的日常 | | 記事編集
